倭姫宮(伊勢別宮)伊勢神宮(三重)

伊勢・倭姫宮

伊勢・倭姫宮 倭姫宮(伊勢別宮)

伊勢神宮(内宮)皇大神宮 別宮
倭姫宮(やまとひめのみや)

御祭神:倭姫命(ヤマトヒメノミコト)

■第11代 垂仁天皇の皇女
■天照大神の御鎮座の地を求めて各地を巡り、伊勢の国で御神託を受けて現在の場所に皇大神宮を創建

~ 伊勢の地にて天照大神から倭姫命への御神託 ~

この神風の伊勢の国は、常世の浪の重浪(しきなみ)帰(よ)する国なり。傍国(かたくに)の可怜(うまし)国なり。この国に居をらむと欲ふ

日本書紀

『この神風が吹く伊勢の国は、常世の波が幾重にも打ち寄せる国。大和から離れた国ではあるが美しい国である。この国にいようと思う。』

天照大神が伊勢に御鎮座ののち、神饌(神々にお供えする食事)を調達する場所=御料地を定め、神職の奉仕の指針となる制度や祭祀などの教えを示し、神宮の基盤を築いたと伝えられています。


~ 倭姫命の御教え ~

人は天下の神物なり。心神を傷ましむことなかれ。
神は垂るるに祈祷をもって先となし、冥は加うるに正直をもって本となせり。
神を祭るの礼は、清浄をもって先となし、真信をもって宗となす。

黒心なくして、丹心をもちて、清く潔く斎り慎しみ、
左の物を右に移さず、右の物を左に移さずして、左を左とし右を右とし、
左に帰り右に回る事も、万事違う事なくして、大神に仕え奉る。
元を元とし、本を本とする故なり。

倭姫命世記

斎王(斎宮)

天皇に代わって伊勢神宮にお仕えする斎王制度

倭姫命は、”第10第 崇神天皇の皇女 豊鍬入姫命(トヨスキイリビメノミコト)”の後を継いで、御杖代(神の意を受ける依り代)として天照大神に奉仕し、のち代々皇女が斎王として伊勢神宮で奉仕したといわれています。

倭姫文化の森

倭姫宮のある新緑に囲まれた倉田山は神域でもあり、敷地内には神宮に関連する資料を見学できる「神宮美術館」「神宮徴古館・農業会館」があります。

神宮の博物館
伊勢神宮の外宮と内宮の間にある、神宮の博物館の公式サイト。神宮徴古館・神宮農業館・神宮美術館の展覧会やご利用案内、歴史、...

~アクセス~
【バス】…三重交通50・60・71系統、CANバスにてバス停「神宮徴古館前」下車 徒歩1~3分

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